奥菜恵 |
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役柄・役作りについて |
「幽霊だからといって特別な役作りは考えていないんです。普通の人間が死んでしまって、前と同じように生きてるわけですから…でも明日美の場合、涙を出すと消えてしまったり、感情が高ぶるとポルターガイストを起こしてしまうので、感情を抑えないといけない。思いっきり怒ったり、泣いたりすることができない、そこが少し大変ですね。…私自身、一生懸命という言葉がすごく好きなんです。明日美はいつも一生懸命で、生きているときからそうだったんですけど、死んでしまってからはもっともっと生命の大切さに気づいて、もっともっと一生懸命になって行く。どうして今しかできないことを今やらないの?って訴える姿、その前向きな姿勢に、やっている私自身、うたれるところがあります。でも、死んでしまっているのに、普通に生活している、そういう風に存在しているのが一番哀しいかも…後悔せずに死んですぐ天国に行ければいいですけど、明日美のように何かやり残したことがあって、半熟ゴーストになってしまうのはすごくかわいそう…それでも一生懸命だから、その姿に感動するんだと思います。」
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ここを見て欲しい、というところは |
「結構笑えるところ、吹き出してしまうようなところもあるし、櫂とのラブストーリーとか、見どころはたくさんあると思います。明日美の一生懸命さが周りを良い方向に変えていって、死んでしまっているとは言え、明日美自身も成長しているような気がします。最初は幽霊になって落ちこんでいたけど、気づかないうちに一生懸命になっている明日美がいて、私自身もそんな明日美を見ていて元気になれるような気がしています。」
ありがとうございました。
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藤原竜也 |
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篠原櫂という役柄について |
「やりやすいですよ。家庭が複雑で、心を閉ざしている子なので、その辺りをうまく出して行けたらいいなと思っています。そんな子が、自分に対して一生懸命になっていく明日美ちゃんに惹かれ行くんです。僕から櫂を見ると、『あんまり明日美ちゃんにかわいそうなコト言うなよ』、という部分はありますね、結構ひどいこと言いますから。でも、お姉さんが死んで、両親は離れ離れの櫂としては、しようがないのかな、とは思います。これから先、明日美ちゃんの家族の問題が起きたときに上手くアドバイスしてあげることができたり、櫂くんのやさしさが出てきて、最終的にはみんなと仲良くやっていけるといいな、と思っています。」
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幽霊との恋愛について・お芝居について |
「自分だったら、幽霊を好きになることはないでしょうねぇ…でも、櫂くんていうのは、幽霊だろうが何だろうが気にしないんだと思います。彼は、明日美という存在そのものを好きになるっていうか。相手がゴースト、ということで、お芝居に関してはいろいろ難しいです。いつもいっぱいいっぱいですから、僕。今、3話4話を撮影中なのですが、明日美に対する気持ちの変化が出てきて、お互いを意識し始めるところなんで、結構微妙です。これから先の展開も楽しみにしてます。」
ありがとうございました。
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撮ったカットをモニターでCHECK! |
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収録の合間、カメラマン奥菜!? |
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